真夏の雪景色ー岩原

2007.7

今年の2月もスキー仲間の親友と湯沢の岩原<イワッパラ>スキー場へ行く事が出来た。実はここへは高校1年の時から二人で行っていたホントに懐かしい所なのである。当時は、“岩原スノーハウス”という名で、上から滑り込んでくるとハウスに飛び込むほどの(今でもそうだが)ゲレンデの中にあるという最高のロケーションにある。

 

岩原と云うと、当時は加山雄三のおしゃれなロッジがあり、とても雰囲気のいい芸能人の多いスキー場として有名であった。女優の芦川いずみや画家の岡本太郎といったスキーの上手な人達が良く来るゲレンデとしてテレビなどでも良く紹介されていた。

高校時代、冬と春の休みになると2〜3人で良く行ったものだ。色々な思い出がいっぱい詰まっている懐かしいスキー場の一つである。
親父さんは社長としてまだまだお元気で活躍しており、マイクロバスを運転して湯沢駅までお客さんの送迎までしている。それでも遠い昔の話を知ってる客もだんだん少なくなり、私達が行くと当時の懐かしき岩原の話が一緒に出来るものだから食堂で夜遅くまで酒を飲みながらホントに嬉しそうに昔話に興じるのである・・・。
スキー場の規模も当時よりはるかに大きくなって、ゴンドラもあり、それに乗って山頂まで行くと眼前に広がる上越の雪山の景色は素晴らしいものであった。
この日は前日から降っていた雪もやんで快晴となり、ほんとうに雪景色がきれいだった。上越というより志賀高原を思い起こさせるような樹氷と空の青さが何とも美しかったので携帯電話カメラで写したのだが、それにしては良く撮れたものである。

今では二人の息子が立派に成長し、それぞれ独立して一つはホテル形式で、もう一つはゆったりしたペンションスタイルでと独自色を出して頑張っている。
そして、某私大に勤めている私の親友が一肌脱いで、ここのホテルを大学の契約旅館としてやったことで、昔なじみの親父さんにも学生達にもほんとうに喜ばれる橋渡しをしたのであった。高校生の時からスキーに行き始めて、社会人となってからも縁が途切れることなく続いた結果が“人助け”となったことは、彼の人生に於いても大きな意味を持つのだと思う・・・。

あの頃から40年位の歳月が流れようとしているのだが、岩原のゲレンデに立つと何故か青春そのものの気分になってしまうのだが、「比企青春の会」が唱える40歳を青春0歳という考え方に立つと、『青春20歳』に向けて順調に成長している健やかな肉体と精神が維持できているのだろうな!と自分勝手に言い聞かせている二人であった。