楽しさ満喫!“嵐山カーラリー”

2006.6.12

 税金の無駄使いでは何処にも負けない悪名高き『社会保険庁』が造った建物かと見紛うほどの立派な町役場はこの日ばかりは“第6回嵐山カーオリエンテーリング”のスタート地点として多くのクルマで賑わった。大学時代に自動車部に在籍していたという岩澤町長自ら日の丸の国旗でスターターを勤め、遠くは浜松からの参加もあり総勢36チームが最短距離でチェックポイントを廻るカーラリーの開催の日だった。

ランチャのスタート
   

今年は地元の大企業“BOSCH”が宣伝の為にプロモーション用のベンツのオープンカーとイタリアのランチャというクルマの2台で参加したのでその車の周りはマニアで人だかりが出来るほどだった。やはり、カッコイイ、スポーティなクルマが出ればこの大会の知名度も上がると言うものである。

さて、では肝心のレースの模様はどうだったのか?早速、お伝えすることにしたい。
「ひき21」Aチームは今年3回目の出場となり、ベテランドライバーの長島氏(今年より嵐山町観光協会長に就任)とやはりベテランナビゲーターの黒沢氏、そして後部座席には今年初参加の小川町の宮崎氏と私が乗る。もう一台のBチームはボッシュの佐藤氏がドライバー、ナビゲーターは“いかだ造りの名人”として名高い石川氏、そして後部席には紅一点のエノコウレディースの某星名さんと太鼓持ちのエノコウが乗り込む。ここで言っておくが、エノコウは朝早くから町内のゴミゼロ掃除のリーダーと言う大役を果たしてからスタート間際の到着だったのでかなり興奮気味であった。彼らのクルマはイタリア製の1200CCクラスのランチャの左ハンドル車である。

Aチームは3回目の余裕か、黒沢ナビの自信と勘ですこぶる順調にポイントを通過する。今年は後部席で缶ビールを飲むようなことはせず、ひたすら宮崎氏とドライバーとナビの二人のバックアップに徹する。そして、目出度くまさに最短距離でゴールしたのであったが、残念なことに一箇所のポイントの橋を間違えてしまい、10kmの減点が響き、惜しくも第一位を逃して昨年と同じ3位にとどまったのであった。間違いをしなければ、ダントツの優勝だったのである・・・。
では、ランチャのBチームはどうであったかというと、ドライバーとナビゲーターが初参加であり、2ドア車の奥座敷の狭い席には缶ビールを飲む男と乗りのいいレディースが仲良く並んで座るという布陣。ナビ役の石川氏は土地勘も無く、慣れない地図でポイントを追うのが精一杯!運転手はボッシュのエンジニアだから、最短距離はそっちのけでただエンジンの調子とスピードを気にするだけで時間を競うラリー気分だからたまらない・・・。後ろのエノコウが『おいおい佐藤さん、ポイントを過ぎちゃってるよ!しょうがないからバックするかい?』というような始末だったとか。
また、石川ナビは、飲みたいビールも飲まされず、地図とにらめっこで、後部席に納まった“男女ペアの仕草”も気になりながらの三重苦。ペアが気になったので何かを見る振りをして後ろに目をやる度に現在地を見失う始末でとてもレースにならなかった!とは反省会での弁。一体、後部席で何があったというのか・・・?全くこんな有様で良くもまあ、交通事故も起こさずに23位に入ったものである。

こうして今年の嵐山カーオリエンテーリングも無事に終了したのだが、初参加の人達が“本当に面白い、楽しいラリーだね。来年も絶対に参加しようね!”と言っていたが、このイベントも毎年着実に参加チームが増えているというのは喜ばしい限りで、観光協会長の最後の挨拶もすこぶる弁舌爽やかだったのが印象に残ったのであった・・・。

嵐山町役場
町長がスターター

町長と観光協会長
ベンツのオープンカー
知人に道を聞く長島氏
小川下里の川辺
噂の後部席ペア
3位入賞