| しかし、周知の通りあの堤氏は世の表舞台から消え去らざるを得なくなった。人生いつ何が起こるか全く分からないというのが現世であろう。
今は山形出身の元JTB社長の船山龍二氏が会長を務めている。
今年のテーマは、「スポーツとツーリズム」で、スポーツ業界との連携によりスポーツ体験型イベント、スポーツ観戦、国際大会の誘致などを仕掛けることでツーリズム産業界の発展を目指し、業界の枠を超えた講師による講演は大変興味深かった。スポーツジャーナリストの二宮清純氏は“プロスポーツビジネスとツーリズムによる地域活性化”、鹿島アントラーズFC社長の牛島洋氏は“ワールドカップ誘致効果と鹿島アントラーズが果たした町づくり”、笹川スポーツ財団常務理事の藤本和延氏は“マラソンの経済効果と東京マラソンの展望”、そして昭和新山国際雪合戦実行委員長の堀口一夫氏が“雪合戦による地域振興とインバウンド促進”というテーマで各自個性的な面白い講演であった。
耐震偽装問題で大揺れの時期にも拘らず北側一雄国土交通大臣そして日経連の奥田会長が来賓として駆けつけ挨拶をするほどだから、いかに国を挙げて21世紀のリーディング産業として育てて行くかという熱意のほどが感じられようかと言うものだ。確かにツーリズム消費とその波及効果も大きく、市場規模は24.5兆円、GDPの5.9%、、雇用の7.3%に貢献しているということである。
地域振興にスポーツやイベントが果たす役割は大きく、ことに全員参加型の“お祭り”が大事であるという。2007年2月に東京で“東京大マラソン”という3万人参加の大イベントが笹川スポーツ財団の協力の下で石原都知事が計画している。極寒の2月だから雪やトイレの心配やらとまあ心配は尽きないであろう。しかし、“道路は市民の財産”という理念の下で15,000人規模のボランティアを集めてやるらしい。鹿島アントラーズは“90年に当時人口35,000人の町に「一流を目指し10年先を考えて」9人のメンバーで始めたというが、1年に35万人の観客が来るまでになった。その裏では常に新しいファンを作る大変な努力をしているという。欧州には3つのクラブが存在すると言う。それはオーケストラとスポーツクラブと教会だということだ。
さて、それでは、わが比企の町には何が不足しているのであろうか・・・・?
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