紺碧と杜が育む“本庄早稲田人”

2006.1.31

早大本庄キャンパスを訪れる度に感じるのは、自然環境の素晴らしさであります。こんな所で高校生活を送っている生徒達がほんとに羨ましい限りであり、おそらく日本全国探してみてもこれだけの環境はないだろうと自信を持って言えるのであります・・・。
その早稲田大学本庄高等学院の一員になれたという事は、生徒にとって何物にも代えがたい“大きな人間力”を手に入れる特権を得たようなものだと思います。

素晴らしい自然、設備、先生と職員の方々に温かく見守られながらも、非常に厳しい規律の中で勉強をしっかりしないと卒業さえ出来ない。服装は何を着ても良し、ヘアスタイルも自由となるとどんな生徒が生まれるのか?と心配にさえなるのだが、そこはさすがに自覚を持っている学院生である。

   
05年入学式にて

このことは、「早稲田」という伝統と歴史が作り出してきたブランドなのだと思う。ここに至るには並大抵ではない先生方の努力があったればこそであろう。
 
本庄学院では、卒業にあたり大学と同じように“卒論”を課しているが、これは大変重要な教育効果があると思う。世間では、「付属高校だからまあまあにやっていれば早稲田大学に進学できるのだからいいよねえ!」という見方をしていると思いますが、そんな甘いものではないのです・・・。
いくらスポーツで活躍しても、勉強して試験に通らなければ進級も出来ないのであり、親元を離れて“ホーム”と云う学生寮で生活しながら友達を作り勉強にスポーツに励んでいる生徒が沢山いて、この経験は後の人格形成に大いに役立つものともなるのです。
 
そして、入学するとすぐに野球の早慶戦観戦が授業としてあり、早稲田の応援歌“紺碧の空”を肩を組み合って大声で歌うことですっかり早稲田の一員になることが出来る・・・。これもまたライバル慶応があってのことで、両校が応援旗の下でエールを交換し合う光景はいつの世も卒業生の感激の涙を誘うのであります。
 
クマザサ生い茂る深山幽谷を感じさせるほどの大久保山に24年前にこの学院を造った先人の想いに敬意を表すると共にこの本庄早稲田の杜で稲稜祭やスポーツにはち切れんばかりの青春をぶつけたことはいずれ大学を卒業して社会に出た時に、学院生しか持ち得ない“杜のパワー”となって彼らの活躍を後押しするものと信じてやみません。
息子たちと一緒になって過ごした本庄早稲田の三年間が我々父母の人生にとっても忘れがたい思い出としていつまでも心の中に残ることでありましょう・・・。

入学式で白井総長と
学院正面と大隈像
04年卒業式
05年稲稜祭
田代邸にて
父母会風景