『心』を失った日本

2006.1.25

まだ正月の初詣をしたばかりの一月も終わらないというのに.、日本は一体何という騒ぎをしているのだろうか?

ライブドアの“ホリエモン”なる未熟な成り上がりの若造に国を動かす総理大臣までが一過性の“選挙病”に我を失い騙された挙句にわが身かわいさの理屈の通らない「屁理屈」をマスコミの前で曝け出している姿を見ると、いくら日本の教育を叫んでも子供達はどうしていいか訳が分からずに育ち、果ては総理や自民党幹事長や総務大臣の真似をしてパフォーマンス第一の軽薄な人間となっていくことが危惧されてならない。ほんとうに情けない現状の日本である・・・。

国の指導者連中ならもっと潔く『私も日々の政争に疲れており、あまり現実を良く見極めなかったのでマスコミの影響ですっかり騙されました。私も人間ですからたまには失敗もあるのです・・・。』となぜ素直に謝れないのか?!
下手なプライドなどは捨てて、未来の子供たちの教育のために一時の恥をかくことも教育ではないのか!と私は竹中元大学教授を諭したい気持ちで一杯である。某武部なる人物については語る域にもないが・・・。

ホリエモンと小泉&側近はある新聞によれば、「“劇場型”というくくりで同じである」と書いてあったが、まさしくその通りである! と作者に感動した。
もうパフォーマンスが支配する時代は終わったし、飽きたし、悪影響が残るだけだ。もうそろそろ“ホンモノ”が活躍する時代になって欲しいものである・・・。
今の日本は明治維新と敗戦に次ぐ時代の大きな変わり目だと言う。その激しい端境期にはどうもこういうタイプの悪人役が出て、それを天下の大岡越前が庶民のうっぷんを晴らすかのように名裁きをして世直しをはかるというのは歴史に於いては必要なのであろう。それにしても東京地検の世の中を見る目の的確さには何とも恐れ入った次第である。“素晴らしい!”の一語に尽きる。

金で全てを解決できる、とうそぶいて、はしゃぎ、世の中を舐め切った若造がお灸を据えられた。これを見た国の指導者達も大はしゃぎしていたが、今回の劇場を見て、ここは少し自重して、もっと『心』を見つめ直す世の中にしないとまずいかもしれないな!とやっとホリエモンに教えられたような真顔をして記者会見に臨む連中の姿が情けなく、軽っぽしく、虚言癖の人間に見えたのは私だけであったろうか・・・?